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投資信託と投資家保護
1999年6月30日
目次
エグゼクティブ・サマリー
はじめに
現在の資産運用環境をどう評価するか
日本の家計はそんなにリスク回避的なのか
制度的要因や運用機関の行動が貯蓄の預貯金集中を促す
21世紀日本の金融においては資本市場が核となる
欧米流の価格形成が根づき始めた日本の資本市場
社債市場発展のためにはなお解決すべき課題が少なくない
金融市場に残る非合理性の排除
ビッグバン後の資産運用市場をどう設計するか
求められる投資家にやさしい環境の整備
奥行きの深い資本市場をつくりあげる
自己規律の確立という目標への橋渡し
投資信託を取り巻く環境の整備に関する政策提言
求められる金融サ−ビス法の早期制定
金融サ−ビス法検討に際しての留意点
われわれの提案
金融商品にかかわる縦割り型行政の廃止、規制監督体制の一元化
投資信託にかかわる説明責任義務、受託者責任義務の確立
投資信託に内在するリスク情報にかかわるディスクロ−ジャ−の整備
投資家教育の充実
投資家にやさしい税制の確立
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