2024/11/27
「Asia-EU Roundtable 2024」を開催しました
会合の模様
21世紀政策研究所は10月25日、東京・大手町の経団連会館で、「Asia-EU Roundtable 2024」を開催しました。
本会合は、アジア及び欧州各国のエコノミストが世界の通商・貿易に関する政策議論を行うものであり、過去10年以上にわたり持ち回りで実施してきたものです。本年は日本開催であり、21世紀政策研究所韓国研究プロジェクトの深川由起子研究主幹が教授を務める早稲田大学が主催となることから、当研究所としても同大と連携し、「世界貿易システムの課題:アジアとヨーロッパの視点から」と題する会合として実施しました。
会合では、初めにアジアにおける域内貿易の変化、続いてグローバルバリューチェーンの持続可能性とレジリエンス、さらに地政学リスクと経済安全保障に関するプレゼンテーションや意見交換がなされ、最終セッションでは国際協力と世界貿易システムの将来展望について討議されました。
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21世紀政策研究所では、国内外に存在する経済社会の重要課題を調査・分析・提言するにあたり、各国の研究者や機関との人的・知識交流や連携を進めております。これらのネットワークを活用し、引き続き日本経済界に向けて有益な情報を発信してまいります。