2024/07/26
京都哲学研究所・京都会議準備会合に参加しました
会合の模様
21世紀政策研究所では、資本主義・民主主義研究プロジェクト(中島隆博 研究主幹)に取り組み、哲学をはじめとするリベラルアーツの叡智の蓄積を活用しつつ、多面的に検討を深めています。その一環として、このたび、京都哲学研究所主催の会合(2024年7月2日・3日開催。於 清水寺)に参加いたしました。
京都哲学研究所は、さまざまな価値観が矛盾許容的に共存する「価値多層社会」、「パラコンシステント・ワールド」の実現を目指して、日本電信電話株式会社と京都大学出口康夫教授(文学研究科哲学専修/副研究科長、副プロボスト)により2023年7月に設立された研究所であり、2025年9月には、産業界、アカデミア界、アート・デザイン関係者などが集い、現代社会の根底にある人間観・価値観を見つめ直し、望ましい社会を目指すための議論や対話をする「京都会議」の開催を予定しています。
今回参加した会合は、この京都会議の準備のためのもので、京都哲学研究所が提案する価値概念などについて意見交換しました。
社会課題に対して哲学や人文社会科学からアプローチする同研究所の活動に、21世紀政策研究所としても賛同しており、今後とも、京都哲学研究所と連携を図っていく予定です。