21世紀政策研究所では、ドイツ ボン大学のマルクス・ガブリエル教授を迎え、十倉雅和経団連会長との特別対談を実施しました。

　対談では、世界の現状分析、資本主義や科学技術との向き合い方、未来社会のあるべき姿などについて、意見交換を行いました。
大胆かつ斬新な語り口で哲学界だけでなく実社会にもインパクトを与えてきたガブリエル教授が、日本の経済界に期待することとは。経団連のトップとして十倉会長はどう応えるのか。刺激と示唆に満ちた議論の一部始終をお楽しみください。

【出演者プロフィール】
十倉　雅和（とくら・まさかず）
1950年、兵庫県生まれ。74年東京大学経済学部卒業後、住友化学工業（現・住友化学）入社。94年住友化学ベルギーS.A./N.V.出向。2003年執行役員　技術・経営企画室部長。08年代表取締役常務執行役員、09年代表取締役専務執行役員、11年代表取締役社長、19年より代表取締役会長。21年一般社団法人日本経済団体連合会会長。

マルクス・ガブリエル
1980年生まれ。2005年に後期シェリングをテーマにした論文でハイデルベルク大学から博士号取得。
2009年に権威あるボン大学哲学正教授に史上最年少で抜擢。
「新実在論」を打ち立て、世界的に注目を浴び、「なぜ世界は存在しないのか」が哲学書としては異例のベストセラーに。

中島 隆博（なかじま・たかひろ）
21世紀政策研究所研究主幹
東京大学東洋文化研究所所長
東京大学法学部卒業、ハーヴァード大学イエンチン研究所客員研究員、パリ第8大学客員教授などを経て2023年より現職。博士（学術・東京大学）。近著に『全体主義の克服』（マルクス・ガブリエル共著 集英社新書 2020年）、『中国哲学史一諸子百家から朱子学、現代の新儒家まで』（中公新書 2022年）など。

【対談全文はこちら】
特別対談「望ましい未来社会の創造に向けて」を発刊しました | 哲学・リベラルアーツ | 研究分野 | 21世紀政策研究所 (www.21ppi.org)

【関連動画はこちら】
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