出版物

2018/11/25

英国のEU離脱とEUの未来

須網隆夫+21世紀政策研究所編
日本評論社(2018年11月25日発刊)

21世紀政策研究所のプロジェクト「英国のEU離脱とEUの将来展望」の研究成果を基にした書籍が「英国のEU離脱とEUの未来」(須網隆夫+21世紀政策研究所編、日本評論社)として出版されました。
 EUからの離脱という英国の選択は、一見非合理的な選択のようにも捉えられますが、そこには英国特有の要因だけでなく、EU加盟国に共通する普遍的な要因も内包されており、今後の欧州統合の在り方について影響を及ぼす可能性も秘めています。
 本書では、英国のEU離脱(Brexit)が惹起した諸問題を中心に、7名の専門家による複眼的な視点からの分析と考察が紹介されています。本書は2部構成となっており、第1部は、英国のEU離脱(Brexit)を引き起こした要因について、続く第2部では、Brexit後の英国とEUの関係およびEU改革の方向性について考察しています。本書が、BrexitおよびEUが抱える本質的課題について理解する一助となれば幸いです。

【主な内容】

はじめに
須網 隆夫 早稲田大学大学院法務研究科教授

第1部 Brexit交渉の経緯と論点―経緯の整理と本書の論点
第1章 EUと構成国の法的権限
―EUによる行き過ぎた権限行使と主権の回復?
中西優美子 一橋大学大学院法学研究科教授

第2章 EU単一市場と英国のEU離脱
―Brexitの中心にある域内市場
須網 隆夫 早稲田大学大学院法務研究科教授


第3章 世界金融危機とユーロ危機
伊藤さゆり 株式会社ニッセイ基礎研究所主席研究員

第4章 移民問題とメディア政治
土谷 岳史 高崎経済大学経済学部准教授

第5章 英国労働市場の変化と増大する中下層の固定化
太田瑞希子 亜細亜大学国際関係学部専任講師

第2部 Brexit後の英国・EU関係とEUの未来
第6章 EUが掲げる脱退協定案
中西優美子 一橋大学大学院法学研究科教授

第7章 Brexit後の英国とEUの関係
渡邊 頼純 慶應義塾大学総合政策学部教授

第8章 Brexit後の英国金融機関とEUの関係
太田瑞希子 亜細亜大学国際関係学部専任講師

第9章 Brexit以後の欧州政治情勢とEU改革の行方
福田 耕治 早稲田大学政治経済学術院教授

おわりに
須網 隆夫 早稲田大学大学院法務研究科教授

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