出版物

2017/03/20

2025年 日本の農業ビジネス

21世紀政策研究所編
講談社現代新書(2017年3月20日発刊)

21世紀政策研究所のプロジェクト「新しい農業ビジネスを求めて」(研究主幹:大泉一貫・宮城大学名誉教授)の研究成果を基に、講談社現代新書から『2025年 日本の農業ビジネス』(21世紀政策研究所編)が出版されました。本書は、5年後、10年後の日本農業のあるべき姿を具体的かつわかりやすく論じています。少子高齢化が急速に進む中で、日本の経済、社会は大きな変革期を迎えています。農業も例外ではありません。国内食市場の需要は先細り、農家の高齢化で農作業ができなくなったり、農地は耕作放棄地の拡大や住宅地、太陽光発電用地への転用が進んだりするなど、日本農業は衰退産業の一途を辿っているように見えます。その一方で、従来の農政・農協依存から脱却した、成長ビジネスとしての農業経営体が日本の各地で誕生・展開しはじめています。こうした実態を踏まえて、5人の専門家がそれぞれの関心領域から日本農業を成長産業にするための提言を行っています。
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